つながっていたくて

2004年7月18日
引きこもっています。つながりたいのに誰も傍にはいてくれない。私が海の向こうにいるからなんですけれども。
つかまえた客に、メールをする。頻繁に帰って来るはずがないし、帰ってきてもうざいと思うだけなのに。でもつながっていないと、離れていってしまいそうで、怖くなる。
ほんとはまた出会い系サイトに書き込みをしようかと思った。客が欲しいわけではなく、生身の他人とメールでいいから話がしたかった。
でも、今の客のTさんはあのサイトのヘビーユーザーで、名前変えて投稿してるのに見抜いて「また書き込みしてましたよね?私ではダメということ?」とか言われたことがあるだけに、手が出せない。
かといってつかまえた客にしつこくメールを送るのは良くない。惚れさせてもいけないし、うざったがられて切られるのも困る。
でもこんな日は、なんだかひとりでいられなくて。

それでまた薬を飲んで、もう絶対にやめると決めたアルコールを入れてしまった。これでまた、分裂が始まる。昼のあたしと、夜のあたし。怖い。

早くこの手の中に現金が欲しいの。もうそれ以外、私を救ってくれるものなんてありゃしない。相手だって確保してある。でも、動けない…

いとしの彼からも、メールは来ない。新潟でレスキューやってるんだから当たり前だ。彼はエリートなんだ。私の都合を押し付けられない。私が彼に尽くしてあげなきゃいけない立場なんだ。彼にだけは、隠して、強く見せかけて、そして彼を幸せにしてあげなきゃいけないんだ。
あたしがいなくなったら彼には、「ただいま」と言う相手はこの世でひとりもいなくなる。

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結

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